MENU
公益社団法人 日本口腔インプラント学会 第45回関東・甲信越支部学術大会

大会長挨拶

 

 このたび、第45回 関東 ・ 甲信越支部学術大会が2026年 2月14日(土)~ 15日(日)にわたり、東京都港区のTAKANAWA GATEWAY Convention Centerで開催される運びとなり、私が大会長を務めさせていただくことになりました。
 歯科医療業界において、インプラント治療は日々進化を遂げております。高齢化社会の加速に伴い、口腔機能の回復とQOL(生活の質)の向上がますます重要視される中、より高度かつ安全なインプラント治療への期待は高まるばかりです。
 その中で、デジタルトランスフォーメーション(DX) と 人工知能(AI) は、インプラント治療に革新をもたらしつつあります。従来のアナログな診断・治療計画から、CTデータとAIを用いた高精度なシミュレーション、患者一人ひとりに最適化された治療プランの提供が可能となっています。
 さらに、AI技術によるリスク分析や予後予測、デジタルガイドを活用した手術支援、さらにはロボットアシスト技術も実用段階へと進んでいます。これにより、治療の精度は飛躍的に向上し、患者満足度と安全性が大きく向上することは間違いありません。
 一方で、技術の進化に伴い、歯科医師や医療従事者がこれらの新技術を適切に活用し、患者の利益へと還元するためには、高度な知識と技術の習得が不可欠です。本学会では、最新の技術動向、臨床テクニック、研究成果を共有し、次世代のインプラント治療を担う人材を育成することを使命としております。
 つきましては、実行委員が一丸となって皆様をお迎えするために精一杯準備させていただきますので、多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。

 

第45回関東・甲信越支部学術大会
大会長 月岡 庸之
一般社団法人東京形成歯科研究会 会長